インデックス投資ナイト2016に行ってきました!

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会場は東京カルチャーカルチャー


年に1度開催の“インデックス投資家の、インデックス投資家による、インデックス投資家のためのイベント”が7月6日(土)にお台場の東京カルチャーカルチャーで開催されました。
今回はチケットは販売開始5分程で完売したほどの人気だったようですが、幸運にもチケットを入手することができましたので昨日参加してきました。
会場の東京カルチャーカルチャーはお台場の大観覧車の下にあり、トークイベントや音楽、パーティなどを開催するニフティ株式会社が運営するイベントハウスとのことでした。
開演の30分程前に到着したのですが、会場はほぼ席が埋まっていて熱気を感じました。

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第一部 投信ブロガー座談会「インデックス投資を語り尽くす!」


第一部(17:30~18:30)は、投信ブロガー座談会「インデックス投資を語り尽くす!」 で、
登壇者(敬称略)は予告通り以下の方々でした。

司会 カン・チュンド(晋陽FPオフィス)
おぱる(インデックス投資女子 Around40 Happy Life)
ゆうき(ホンネの資産運用セミナー)
某インデックス投資ブロガー(マスクマンさん)

カンさんの司会はいつも通り絶好調で、会場の参加者とのコミュニケーションを図りながらのトークで盛り上がりをみせ大変楽しかったです。

某インデックス投資ブロガーさんは、どなたか気になっていたのですが、マスクマンさんということでブログ非公開での登壇でした。つっこみを入れないでとのことでしたので、詳細は伏せておきます。

今回のイベントは人数100名以上いたと思われますが、全員がインデックス投資家ということで、カンさんがインデックス投資をやられているかたは手をあげてくださいと言って集計の結果、9割以上は投資をしていて、検討中の方は僅かでした。インデックス投資家だけの集まりってほんとに珍しいのではないかと思いました。

「インデックス投資をやっていて気になりますか」という質問に対しては、マスクマンさんは、昔は気になって気になってしかたなく、アセットロケーションをいろいろいじってしまったり、相場により売買をしてしまったが、現在は誘惑にはかられるが、いじらないようにしているとのことでした。私も昔はいろいろいじってしまって失敗した経験がありましたので、やはり皆同じなんだなと共感を覚えました。

第二部の有識者懇談会でも話題になりましたが、投資は失敗して学ぶというのが、一番身につくのではないかという話で、昔、個別株で売り急ぎ失敗した経験が頭をよぎりました。

投資の失敗は損失を伴い、損失が大きくなると致命傷にもなりますので、第二部では余裕資産でいろいろやってみて失敗するのが良いとのアドバイスもありました。

今回はいま注目されている確定拠出年金(DC)とNISAの話題もいろいろ議論されました。
特にDCは皆さんも注目しているようで、これからは誰でもDCができますし、DCはインデックスを使って投資できますので、今後はインデックスが注目されるのではないかという話でした。

NISAはやはり金額の上限と5年という時間的な制約がありますので、投資としてはおやつ的で中途半端で使いにくいという意見が多かったです。ジュニアNISAもしかりで、子供と親とが手続きしなければならず面倒だという意見もありました。

今回のメインである「インデックス投資家は独りぼっち」というテーマですが、自分がインデックス投資をやっていることを、「身近な周りの人で10人以上知っている人はどれくらいいますか?」という質問に対しては、1割くらいの人が手を上げていました。
続いて、5人以上、3人、2人、1人と該当者は分散していて、誰も知らないという方も数人おられました。
やはり自分から身近な人に自分はインデックスファンドに投資していることを話すのは、ためらいがあるようでしたが、聞かれれば話すというスタンスでした。

このように、皆さんは積極的にインデックスファンドを周りの人には話さないので、線としか広がっていかないのが現状ですが、今後は面としての啓蒙活動をやっていきましょうということで、第一部は約1時間で終了となりました。

第二部 有識者座談会「下がり続ける相場で僕達はどう対応すればいいだろう」


第二部は有識者座談会「下がり続ける相場で僕達はどう対応すればいいだろう ~マーケット変動への対処法~」で国内のマイナス金利や波乱の世界経済情勢のなか、個人投資家は市場にどう対応すればよいか、以下の有識者メンバー(敬称略)の方々が登壇されました。

司会 朝倉智也(モーニングスター株式会社代表取締役社長)
大江英樹(経済コラムニスト・株式会社オフィス・リベルタス代表)
吊られた男(インデックス投資ブロガー:吊ら男さん)
山崎元(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員・株式会社マイベンチマーク代表)

有識者ということで、第一部とはががらりと雰囲気が変わり、登壇者のトークにひたすら聞き入る感じとなりました。有識者の方はインデックス投資には皆さん賛成でしたが、インデックスだけでなく、余裕資産で個別株を楽しんだり、インデックス投資は毎月のコツコツ積立でなく、市場の情勢に応じてタイミングで投資したり様々でした。

ドルコスト平均法も一括投資に比べて特に論理的に優位性はないが、不合理な意志決定をする必要がなくなり気休めになるという点で評価できるという意見もあり考えさせられました。

インデックスとアクティブファンドとの比較では、アクティブファンドは手数料が高いので、インデックス並みに手数料が下がれば考えてもいいが、手数料の低いアクティブファンドは儲からないので現実的ではないということで笑いを誘っていました。現状アクティブファンドは悪くないと思うが、アクティブが本当に良いものかどうか判断するのは難しいということでした。

ポートフォリオの考え方についての質問では、山崎元氏は日本株式を4割、先進国株式を6割をお勧めするということで、著書である「超簡単 お金の運用術」などで書かれている内容と同じでした。

ブロガーの吊ら男さんは、日本株式3割、先進国株式4割、新興国株式3割の3-4-3ということでした。今回の有識者の方々は新興国株式は材料がでつくしの感じがあり今後に注目しているようでした。

大江英樹氏は全て新興国株式に投資しているとのことで、皆さん新興国株式に注目していることが意外でした。

JPX日経400についてですが、元ファンドマネージャーの山崎元氏によると、ROEの高いものを優先して入れ替えていくので、高値掴みし易くアクティブファンドとしては余りセンスのよいものではないという意見でした。

「下がり続ける相場で僕達はどう対応すればいいだろう」については、今回の下落相場は今後どうなるかは分からないが、リーマンショックの時にどうしたかがヒントになるとのことでした。どのような時でも、バイ・アンド・ホールドすなわちバリュー投資の観点で一旦買ったものを保有しつづける長期投資が基本とのことで、やなり投資は基本とか定石どおりに行うのが無難であるということでしょうか。但し、まったく売ってはいけないということではなく、いろいろ事情もあるでしょうから一部売却は全く問題ないとのことでした。

とにかく話が盛りだくさんで有識者の方々のお話は大変参考になりましたが、話の中で1つ気が付いたのは、現在は下落相場ですので、アセットロケーションで損益がマイナスになっている銘柄があったら、これを売却しても利益がないので税金が掛からないということです。ということは、ノーロードであれば信託報酬の安い同じインデックス銘柄に乗り換えるチャンスということに気が付きました。現在、日本株式と新興国株式がマイナスになっている場合が多いと思いますので、検討の余地があるのではないでしょうか。

以上、有識者懇談会は内容が盛り沢山で内容も高尚で、適切にお伝えできたか自信がありませんが、備忘録として皆さんの参考になれば幸いです。

最後に参加者アンケートの質問に登壇者が回答する形式で質問タイムがありました。
今回、写真撮影は禁止ということでしたが、記念写真タイムがありましたので写真を撮らせていただきました。最後に運営委員の方々の紹介があり閉幕となりました。
今回、インデックス投資ナイトは初参加でしたが、素晴らしい企画だと思いました。チケットがとれれば来年も是非参加したいと思います。

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