インデックス投資ナイト2017に参加してきました!

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インデックス投資ナイト2017に参加してきました


年に1度開催の“インデックス投資家の、インデックス投資家による、インデックス投資家のためのイベント”が7月8日(土)に渋谷の東京カルチャーカルチャーで開催されました。

実行委員は会社員の方々!


インデックス投資ナイトは今回で10回目ということで、今年は特にゲストが豪華でした。一般の会社員の方々が始められた企画がこのように大きなイベントになったことは実行委員の皆さまの努力の賜物だと思いました。詳しくは当日の司会もされたイーノジュンイチ氏のブログが参考になります。

来賓挨拶は霞が関から


最初は金融庁総務企画局政策課の今井利友氏より挨拶がありました。今井氏は実行委員が招待したのではなく、インデックス投資ナイトを知って自ら実行委員にお願いして乗り込んでこられたということでした。
税制上の資産形成の後押しということで2018年1月から積立NISAが始まる予定ということで紹介がありました。現行のNISAは投資期間が5年間という制約がありますが、積立NISAは年間の掛け金は40万円と金額は少なくなりますが投資期間は2037年までの20年間ということですので、是非活用してみたいと思いました。因みに対象商品は積立に適した投資信託に限定したということでした。国としても個人投資家の意見を吸い上げたいということで7月26日に一般投資家との意見交換会を開くので是非来てほしいとのことでした。

投信ブロガー座談会はiDeCoとNISAの話題が


  <登壇者>
  ・司会 吊られた男氏(吊られた男の投資ブログ (インデックス投資))
  ・NightWalker氏(NightWalker's Investment Blog)
  ・菟道りんたろう氏(The Arts and Investment Studies)
  ・スバル氏(スバルママのおかねのはなし)

今年の投資ブロガー座談会は昨年ゲストとして出演されました吊ら男氏が司会となり3名のブロガーにより「インデックス投資ブロガーは実際どうやって投資してるの?」をテーマにお話を聴くことができました。
iDeCoやNISAは積立期間や金額に制約がありますが、非課税というメリットを活かさない手はないということで皆さんiDeCoやNISAをやっておられたようでした。
勿論、通常の投資信託、ETFや個別株なども組み合わせてやっておられる方もいて、特に菟道りんたろう氏は子供の時に祖父からプレゼントされた株式を相続して運用しているということで珍しいケースとして紹介されていました。
自身の投資スタイルについては、スバル氏は会社で企業型DCに加入していて、知らない間にインデックス投資していたということでした。インデックス投資の勧め方としては、インデックス投資というと、投資という言葉で普通は引いてしまうので、例えばiDeCoを勧めてそこからインデックス投資に入っていくと受け入れやすいのではという意見はなるほどと思いました。

質問タイムは「GPIFの森さんになんでも聞いてみよう!」


 <登壇者>
  ・森新一郎氏(GPIF 投資戦略部次長・広報責任者)
  ・イーノ・ジュンイチ氏(投信ブロガー・インデックス投資ナイト実行委員)
公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、約144百兆円を運用する世界最大級の「インデックス投資家」ですが、赤字をだすと叱られて新聞やニュースで報道されますが、利益をだすとスルーされるというのが印象的でした。
GPIFは2014年に運用資産の構成を見直し、国内外の株式の割合を計50%まで引き上げましたが、2015年度の運用実績は5兆3098億円の赤字で、2016年度は7兆9363億円の大幅な黒字となったことはニュースで報道されていますが、株式を増やしたのは現在金利が低いので株式の割合を少し増やしたのが見直し理由とのことでした。
「将来運用成績が良かったら年金は増えるのですか」という質問に対しては、年金は保険収入+国庫負担で9割を占めており、運用資金は残り1割程度なので今すぐに影響がでることはないが、将来の備えて資産のプラスアルファを期待して運用しているとのです。

有識者座談会は「インデックス投信の課題とアクティブ投信の可能性」


  <登壇者>
  ・司会 カン・チュンド氏(晋陽FPオフィス代表)
  ・山崎元氏(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員・株式会社マイベンチマーク代表)
  ・草刈貴弘氏(さわかみ投信最高投資責任者)
  ・生方洋氏(明治安田アセットマネジメント営業企画部 課長)

休憩を挟んで第三部はお待ちかねの「インデックス投信の課題とアクティブ投信の可能性」で、司会はカン・チュンド氏でした。「大丈夫ですよ!日本語はペラペラですから」には笑いを誘っていました。
カン・チュンド氏の司会は天下一品で、昨年のブロガー座談会での司会では爆笑の連続ででしたが、今年は有識者座談会の司会ということで若干硬めの感じでしたが、司会進行は冷静で素晴らしかったです。
最近、情報が取れていなかったので、恥ずかしながら積立NISAができるということも知らず、信託報酬が0.3%を切るアクティブファンドが販売されたことも、登壇者の明治安田アセットマネジメント生方洋氏の紹介で知りました。帰ってから調べたところ、国内債券、国内株式およびJ-REITの3つの商品がヒットしました。生方洋氏によるとコストを下げることが難しくなかったが、アクティブでこのようなローコストな商品をだすことについて会社の了解を得ることが苦労したとのことでした。
アクティブかインデックスかについては、いろいろ議論されましたが印象に残ったのは、アクティブはファンドマネージャが変わると方針がガラッと変わることがあるということに留意する必要があるということで、例えば、さわかみファンドは草刈貴弘氏に代わったことで、投資銘柄を大きく絞ったということでした。また、山崎元氏によるとアクティブファンドは最初に運用を開始した時に選定した銘柄は、最初はよいが2年くらい経った時にどう見直しするかが難しいということでした。草刈貴弘氏によると投資銘柄はデータだけで評価できないので、最後はファンドマネージャーの判断となるようです。
投資家にとってはアクティブは個別株のようにいろいろ検討して選ぶという楽しみがありますが、インデックスは迷わなくて済み時間がとれない人にとっては投資が続けやすいのではないかということでした。
個人的には今回の座談会を聴いてやはりインデックスファンドを続けていこうという意志がいっそう高まりました。

最後は撮影タイムとなりました、今年は撮影者が多く上手く撮れませんでしたがUPしておきます。

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